この記事の内容
この記事では、ブラウザからアクセス可能なDocker環境「Play with Docker」について解説します。
「Play with Docker」では、自身のPCにDocker環境を入れることなく、クラウド上で使い捨てのDocker実行環境をブラウザ経由で使用できるサービスです。
Docker IDがあれば無料で使用することができます。
使用方法
「Play with Docker」のページにアクセスしログインします。
以下の画面が表示されます。4時間立つとセッションが終了してしまうので、あくまでお試しで使う環境として使用しましょう。また、セキュリティは考慮されてませんので機密データはおかないように注意が必要です。
新しくインスタンスを生成するには、「ADD NEW INSTANCE」を押下して、インスタンスを生成します。
インスタンスを生成することで、ターミナルからDockerコマンドを使用することができます。
例えば、以下の様にnginxのサーバをポートフォワーディングの設定で起動することができます。
すると、ポートフォワーディングで設定したポートが選択できるようになり、押下することで、Docker内のポートにつなげることができます。
80番のポートボタンを押した様子が以下になります。
nginxのサーバのページを開くことができていることが確認できます。
その他の使い方
ファイルをアップロードする
インスタンス上にファイルをアップロードするには、ターミナル上にファイルをドラッグするだけです。
test.txtをドラッグアンドドロップすると以下の様にtest.txtが追加されます。
docker-composeを使用する
すでにdocker-composeのコマンドが使える状態なので、特に何もしなくてもコマンドを起動することができます。
Gitからソースコードを取得する
gitコマンドもすでに入っているので、何もしないで使用することができます。
さいごに
「Play with Docker」について解説をしました。
「Play with Docker」を使用することで、
- Docker環境を整えることなく、使用できる
- 自分の環境を汚さない
- 気楽にお試しできる
などのメリットがあるので、是非使ってみてはどうでしょうか。
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