この記事の内容
この記事では、コードレビューが辛いと感じたり、怖いと感じる人に向けて、どう対処していったらいいのかを記載します。
私自身はコードをレビューされる側、する側の両方とも経験しております。この記事はコードレビューをされる側の人に向けて記載しています。
これまでに、上司や先輩といった人にコードを見られ、指摘されるということは怖いと感じることは多かったです。その際にどう対処したらいいのかという経験談と、レビューをする側の立場も経験しているので、レビューする側の気持ちも踏まえて対処方法を記載します。
レビューが辛い、怖いを克服するには
対処方法は大きく2つあります。それぞれ解説していきます。
- プログラミング力の向上
- 考え方を変える
プログラミング力の向上
まず、そもそもレビューが怖いと感じるのは、指摘を受けることへの不安だと思います。そのため、指摘が少なくなるように、プログラミング力を上げることが大切です。
そのために具体的に何をすればいいのかを解説します。
第一に表面的なミスを減らすと、指摘件数を大きく減らすことができます。一番オススメなのは、リーダブルコードの書籍を読み、読みやすいコードを書くことです。有名な著書で、割と薄く読みやすい本で、即効性がある本です。基本的にどの言語でも使えるような内容なので、汎用的でもあります。
また、こちらも有名な著書ですが、マーチンファウラー氏が著している、「リファクタリング 既存のコードを安全に改善する」もオススメします。リファクタリングは、プログラムの振る舞いを変えずに、プログラムを綺麗にすることです。簡単に言うと、くちゃくちゃなコードを、綺麗に整えるといった具合です。リファクタリングと書いてありますが、コードを一から書く場合にも有効です。なぜかというと、リファクタリング自体がきれいなコードを目指すため、どのようなコードが良いコードと呼べるのかを学べるからです。
次に、実際に使用しているプログラミング言語の習得も大切です。
最後に、以前にコードレビューを受けた際の指摘をまとめておき、同じ指摘が再度こないようにするということが大切です。
以上、これらを対応していくことで、レビューの指摘を減大きく減らせると思います。
考え方を変える
レビューを辛い・怖いと思うのはいくつか原因があると思いますが、考え方を変えることでネガティブな面を減らすことができます。
誰もが通る道であること
誰もが初めから上司や先輩の求めるコードは書けないです。誰もが通る道なので、それほど気にする必要はありません。それが数年続いているのであれば、本人のプログラミング能力の欠如も考えられると思いますので、その場合は、プログラミング力の向上に励む必要があると考えます。
指摘は成長のもと
指摘が悪いものと考えるのではなく、指摘は成長できるものと考えるといいです。コードレビューは、見方を変えれば、自分の書いた答案を、上司や先輩が採点してくれて、どういう所が悪いのか教えてくれるサービスだと考えるといいかと思います。自分の足りないところを、基本的には自分より優れている人が教えてくれるので、より成長できる材料を提供してくれたと考えましょう。
レビューする側の気持ちもくみ取る
レビューする側も大変だということを気に止めておくことが大切だと思います。例えば、くちゃくちゃなコードを必死に読んで、バグがなさそうかを確認をするのは大変です。なんで、こんなわかりにくく書いているのか理解できないといった感情になることもあります。レビュー側の気持ちも考えてプログラミングするといいかと思います。レビューの際に、感情的になって指摘されるということも人によってはあるかと思いますが、そこは人によるのであまり気にしないように受け流すといいと思います。指摘されたことは変えられませんので、今後指摘が来ないように同じ指摘が来ないように対策することや、プログラミング能力を上げていくことで、レビューする側の反応も変わるはずです。レビューする側は、プログラムを見れば成長がわかります。前向きに取り組んでいくことで好転していきますので、前を見て進むことが大切です。
さいごに
今回は、コードレビューが辛い・怖い人に贈る対処方法について解説しました。プログラム力の向上と考え方を変えることで大きく前進できると信じてます。
この記事のほかにも、以下の内容を解説してますので、ご参考ください。
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