Vue.jsの概要

フロントエンド フロントエンド

Vue.jsとは

Vue.jsは、ビュー(view)に特化したライブラリです。

2015年4月にPHPのWebアプリケーションフレームワークである、Laravelへ搭載されたことにより、知名度が上がりました。クライアントサイドに求められる機能が複雑化する昨今、非常に多く使用されているライブラリです。

Vue.jsの特徴

Vue.jsの特徴として以下があげられます。

学習コストの低さ

シンプルな記法で記載できることや、シンプルなAPIを提供しており、使用者側が違和感なく使用できるため学習コストを抑えて、技術習得することが可能です。

また、Vue CLIなどのVue.jsを支えるツールも存在するため、より快適に開発を進めることができます。

部品化(コンポーネント化)

Vue.jsでは、UIの構成要素を部品化することができ、UIを部品の組み合わせで実現するようなことが可能になります。この部品化の恩恵により、再利用性や保守性を高めることが可能になります。

Vue.jsでコンポーネントを扱う仕組みとして、単一ファイルコンポーネントがあります。これは、.vueという独自の拡張しを用い、HTML, CSS, JavaScriptを1つのファイルにまとめて記載します。例を以下に示します。

single_file_component_summary

データバインディング

JavaScript単体だとどうしても、データをUIに反映する際に、DOM操作を行う必要がありコードが煩雑になります。Vue.jsではリアクティブなデータバインディングを提供しているため、データが変更されると、動的にDOMに割当たりユーザに表示させる内容が変更できたりします。

Vue.jsをはじめるには

Vue.jsの公式サイトで、インストール方法の記載があるので、まずはこれに従って、インストール方法を把握して、環境を構築すると良いです。

インストール — Vue.js
Vue.js - The Progressive JavaScript Framework

また、Web上でHTML、CSS、JavaScriptを記載して、プレビューできるjsFiddleというサイトがあるので、こちらを利用して、Vue.jsを始めるとスムーズには入れるかと思います。jsFiddleの使用方法は以下に記載しています。

「jsFiddle」で簡単にコード動作確認【登録不要】
はじめに この記事では、「jsFiddle」がどういうものか、どのように利用するのかを解説します。「jsFiddle」を使うことで、以下のことができるようになります。 Webブラウザ上で、HTML、CSS、JSなどの言語を記載し、動作確認で...

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