基本情報技術者試験に合格するために、午前対策を進めようと思っているんだけど、
何を使って、
どのように対策したらよいのか
わからないという方向けの記事です。
この記事を読むことで、以下の問題を解決します。
- どのような手順で対策したらよいのか
- 対策に必要な道具について
- 効率的に勉強するためにはどうすればよいのか
この記事の信憑性について
この記事は、基本情報技術者試験をほぼ満点で合格した、私ReMIXが執筆しております。
学生時代になりますが、当時は800点満点で午前試験、午後試験ともに780点ほどで合格していたと思います。
その合格体験と、現在の試験内容を分析し、最短で合格するための手法を紹介していきます。
基本情報技術者試験の午前対策方法の解説
早速、午前の対策方法を解説していきますが、午前も午後も共通して言えること、それは過去問題は超重要です!
じゃあ過去問やればいいんですねって聞こえてきそうですが、私はそれをおすすめしません!
いきなり初心者が過去問に取り掛かったところで、よくわからず挫折し、心が折れるかと思います。
なので、まずは基本な知識を教科書的な本から学び、下地を作るところから始めることをおすすめします!
下地が出来上がったところで、過去問題を解いていく、そのようなスタイルでやることで、順応していくことができると思います。
ただ過去問からやるだけだと、単純に暗記となってしまい、役に立たない、またモチベーションも上がらないので、必ず理解してやりましょう。午前の勉強は、午後にも生きてくるため、理解して解いていくことを心がけましょう。
ただ、教科書的な本ですべてを理解して消化しようとすると、いつまでたっても過去問にいけないので、ある程度の割り切りは必要です。わからないところだらけではまずいですが、多少わからないところがあっても飛ばす勇気は必要です。後で過去問を解いていくときにそのわからないが解決されることもあるので、わからないところはわからないで、マークして後で回収していきましょう。
まずは、教科書的な本で、ざっと勉強し、そのあとに過去問へ進みわからなければ、教科書の対応部分を読むというような形がいいと思います。教科書でもわからない場合は、ネットでググれば親切な人が解説していると思うので不明なところはなるべくつぶしていく方向で進めましょう。
午前対策のおすすめ書籍については、以下の記事で解説していますので、ご参考ください。
おすすめの勉強方法・テクニック
過去問のマーク
過去問を実施していくにあたって、復習する際の手間を減らすために以下を識別できるようなマークを作るとよいです。
- 理解して、正解した
- 理解しておらず、正解した
- 不正解
「1.理解して、正解した」問題に関しては、もう一度やる必要がないので、次回は時間の無駄なのでやらないようにするべきです。
「2.理解しておらず、正解した」、「3.不正解」については、もう一度、理解してやり直す必要があります。そのため、わかるようにしておくことが大切です。
紙の問題集でやるのであれば、1=〇、2=△、3=×など記号を書いておくとよいかと思います。
過去問の復習間隔
過去問の復習は、上記で解説した「2.理解しておらず、正解した」、「3.不正解」を実施すればよいですが、間違えてすぐに説いても正解するのは当然のことです。(直前の記憶は覚えてますからね)
エビングハウスの忘却曲線から、人間の記憶は以下のように言われています。
- 20分後には42%忘れる
- 1時間後には56%忘れる
- 9時間後には64%忘れる
- 1日後には67%忘れる
- 2日後には72%忘れる
- 6日後には75%忘れる
- 31日後には79%忘れる
そのため、少なくとも同じ問題をやるのであれば、1日あけてやりましょう。
過去問の優先順位
いつの過去問からやったほうがいいかですが、これは新しいものから順にやればいいと思います。
試験問題は、時代の変化とともにアップデートされていきます。当然枯れて使われなくなった技術に関する問題は出題されなくなります。そのため、新しい過去問から順次やっていきましょう。
勉強時間について
午前試験免除者以外は、午前試験も午後試験も60%以上正解して合格となります。
午前試験免除に関しては以下のサイトで解説しています。
そのため、午前に勉強時間を割り当てすぎて、午後勉強できなくて試験が落ちたということが無いように配慮する必要があります。
午前対策のやりすぎを阻止するには、過去問を解いていき、合格ラインを3回連続で越えたら午後の勉強に充てるなどして、バランスを調整するとよいと思います。
スマホアプリの活用
午前問題に関しては、スマホアプリで午前問題を解いていくというやり方も使えます。
このやり方であればちょっとしたスキマ時間に問題を解いたり、復習したりということが可能です。
基本情報技術者で検索すれば、iOSでも、Androidでもアプリがあると思うので、利用するとよいでしょう。
そのアプリの選定で気を付けたいのは、以下の点です。
- 何回分の過去問があるか
- 過去問の解説がついているか
- 過去問の問題ごとにマークが付けれるか
過去問は多ければ多いほどいいですし、解説もついていたほうがいいです。
また、過去問を復習する際に、どの問題を間違えたのかなどチェックを付けれるようになっていると復習の効率化につながります。(間違った問題だけ後でやる機能などあるとやりやすいです)
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