この記事の内容
ゼロイチ思考は、物事を0か1かのどちらでしか考えない思考の仕方です。
ゼロイチ思考を減らすことで、
- 学習の継続率アップ
- 不安の軽減
- 自己肯定感のアップ
につなげることができます。
ゼロイチ思考は、プログラミングで例えると、bool型のように、TrueかFalseで表すイメージになります。
例えば、「好きか嫌いか」、「損か得か」、「やるかやらないか」など中間を考えずに、0か1でしか考えないことです。
この思考は危険です。そのため、この記事では、「ゼロイチ思考についての危険性」と「ゼロイチ思考を減らす方法」を記載します。
ゼロイチ思考の危険性
まず、学習をやるか、やらないかの二択で考えてしまうと、学習を始めるハードルが上がってしまいます。このために、学習が始められない、継続できないとなってしまいます。
また、「会社の就職に失敗したから、人生が終わりだ」のように、極端に考えると必要以上の不安に駆られることとなります。会社の就職に失敗したからといって、これから切磋琢磨して、就職活動すればいいだけです。
このように、ゼロとイチだけで考えることは危険です。
では、どうすればゼロイチ思考を減らせるのかを次に説明していきます。
ゼロイチ思考を減らす方法
結論をいうと、ゼロとイチだけで考えず、その中間の0.3や0.7といったグラデーションを持たせて考えることが、ゼロイチ思考を減らす方法になります。
例えば、
学習を例にすると、「やるか、やらないか」というよりは、5分だけやってみよう。
人付き合いの場合、「あの人は嫌いだ」と考えるのではなく、あの人は感情的に怒るところは嫌いだけど、言っていることはあっているし、自分の成長のために役立っている。
仕事の場合、「昨日のプレゼンは失敗した」ではなく、「昨日のプレゼンで緊張してうまく話せない部分はあったけど、最後の質疑応答はしっかり受け答えできた」など、部分肯定、部分否定することが大切です。
「腰が重くて始められない」や、「落ち込んだ」、「不安だ」といった場合、一度ゼロイチ思考に陥ってないか振り返ってみてはいかがでしょうか。
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